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整形外科コラム
【コラム】「筋肉を触ると硬い」=「こっている」?
2022.06.15
整形外科やリハビリでよくある質問です。
「筋肉が触ると硬い、ということはこっているということですか?」
答えはNo。
筋肉が触ると硬いのは
①短縮(動かしてないから筋肉が縮こまった状態)
②攣縮(いわゆるコリ、無意識で力が入り続けている状態)
③癒着(隣の筋肉や脂肪などの組織とくっついてしまい動きが悪い)
と大きく3つ大別できます。
縮んでいる→伸ばす(ストレッチ)
力が入っている→力を抜かせる(リラクゼーションなど)
くっついている→引き離す、はがす(リリース)
と、どう治せばいいかも変わってきます。
①と③が同時に起こっている、など複合する場合も十分あります。
これらは筋肉の状態を専門的に診なければわかりません。
どういう状態だから硬さがあるのか、動きが悪くて痛みにつながっているのかと判断することが大事です。
硬いからストレッチしよう・マッサージすればいいというわけではない、というお話でした。
筋肉に気になる点があれば、お気軽にご相談ください。