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整形外科コラム

【コラム】腰痛は是非専門家に相談を

2022.05.30

国民病ともいえる腰痛。

日本人が抱える自覚症状の中で最も多いもの、ともいわれています。

 

 

そんな腰痛ですが、今まで「腰痛の原因は85%が特定しづらい」と言われてきました。

 

しかし、近年では「腰痛の原因の内訳は、椎間関節性22%、筋・筋膜性18%、椎間板性13%、狭窄症11%、椎間板ヘルニア7%、仙腸関節性6%などであった」という報告(※1)がされています。

 

腰痛は、腰の背骨から脳にいたるあらゆる部位で様々な病態が関与しており、

研究でもまだ検討の余地がある部分が大きいところなのです。

 

何が原因で腰痛が出現しているのか、と判断するのは専門家が丁寧に診なければ難しいものだということです。

 

 

・腰のどの部分に痛みがあるのか?

・痛い動きは前屈みなのか、反るのか、横に倒すと痛いのか?

・お尻や脚に走るような痛みはあるのか?

・しびれの有無

・動作初期から痛いのか、最後まで動かすと痛いのか、じっとしていても痛いのか

など、症状の出方を聞きつつ、その腰の動き方などを観察し少しずつ診断していきます。

 

「腰痛の原因はこれ」「腰痛はこの運動さえしておけば治る」

などと見たり聞いたりしたことがあるかもしれませんが、決してそんな簡単なものではありません。

原因はさまざまであり、その原因を取り除くための治療法も患者さんによって違うわけです。

 

当院では整形外科の診療からリハビリまで行っております。

放置しておいてもよいもの?マッサージだけでいい?何が原因だろう?と、不安や疑問があれば当院に気軽にご相談ください。

 

「なるほど、だからここが痛かったんだ!」と納得し理解することが、治療の第一歩目です。

 

(※1)H Suzukiら:Diagnosis and Characters of Non-Specific Low Back Pain in Japan: The Yamaguchi Low Back Pain Study