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整形外科コラム

【コラム】「湿布」と「炎症」

2022.04.27

今回は多くの人が一度は使ったことのある「湿布」と、お悩み相談の多い「炎症」についてお話ししたいと思います。

 

 

湿布にはヒンヤリする冷湿布と温かい温湿布がありますが、実はどちらも冷やしたり温めたりする効果はありません。

これは、単に貼った際に気持ちがいいと感じるためのものなのです。

 

湿布には痛み止め効果だけでなく、炎症(腫れ、赤み、熱)を抑える成分が入っているので、結果的に腫れや熱を抑えてくれます。

 

ここで出てきた「炎症」という言葉ですが、「虫刺され」をイメージするとわかりやすいと思います。

 

①赤くなって ②腫れて ③熱を持って ④痛い ですよね。

これが炎症の4大徴候といわれています。

 

そして、虫刺されはかきむしっていると赤みも腫れもひどくなってしまいますよね。

 

同じように炎症を起こした関節や筋肉に負担をかければ炎症はひどくなりますし、痛みも増してしまいます。

そのため炎症が起こっている部分に出来るだけ負担をかけない生活を心がけしましょう。