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【コラム】春の紫外線対策
2022.04.19
暖かく過ごしやすい日が増えて、外出の機会も多い時期になりましたね。
紫外線対策は始めていますか?
今回は紫外線が多くなり始める春の紫外線対策について、対策のポイントなどを紹介したいと思います。
紫外線には『UV-A』『UVーB』『UV-C』の3種類があります。
『UV-C』はオゾン層で吸収されてしまう為、地上に到達しませんが、地上に到達する『UV-A』『UVーB』この2つが肌に悪影響をもたらします。
UV-A(紫外線A派)
紫外線の8割~9割を占め、UV-Bの20倍以上も地上に到達します。
ゆっくり皮膚の深く(真皮)の細胞に影響を与えますので、シワ、たるみ等の要因になります。
UV-B(紫外線B派)
長時間の日光浴で肌が真っ赤にやけたり(サンバーン)、皮膚の表面(表皮)の細胞を傷つけたり、水膨れ、炎症を起こします。
シミや色素沈着、酷いと皮膚がんの要因になります。
これらの紫外線を皮膚に直接当たらないようにする対策は、帽子、サングラス、ストールなどありますが、一番に思い浮かべるのは日焼け止めではないでしょうか?
では、日焼け止めのパッケージで見かけるSPF・PAが意味するものとはなんでしょうか?
SPFは「Sun Protection Factor」の略でUV-Bから肌を守る効果を表す指数です。
SPF1=15分~20分間を基準にしており、値が大きいほど防止効果が高くなります。
PAは「Protection Grade of UV-A」の略でUV-Aから肌を守る効果を表す指数です。
+記号で4段階に表記され、+が多いほど防止効果が高くなります。
では、SPF・PA共に一番指数が高いものを選べばいい。と思っていませんか?
紫外線対策だけを考えれば間違ってませんが、SPFが高いと紫外線をカットする時間も長くなりますが、その分お肌に負担を与えてしまうこともあります・・・
また、SPF値の高い日焼け止めは落ちにくい分、クレンジングでしっかり洗い流す必要があり、洗浄成分によっては更に肌へダメージを与えてしまう事も!
日常生活で使う日焼け止めはSPF10、外で遊ぶ時や海・プール・山などへ行く時にはSPF50といったように、生活スタイルに合わせて日焼け止めを使い分けるようにしましょう。
汗や皮脂などで日焼け止めクリームが落ちて効果が薄まる可能性もありますので、SPF値の低い日焼け止めをこまめに塗りなおした方が効果的です。
当院では、敏感肌、SPF別に使用できる日焼け止めサンプルもございますのでお気軽にスタッフまでお申しつけ下さい。